ミニレクチャー一覧
1.Javascriptのプログラムを書く場所
概要:<script>...</script>タグはHTML文書の一部で、原則として、書かれた場所で実行される。また、HTML文書の<body>...</body>内の要素は、上から順番に読み込まれて表示される。従って、<body>...</body>内の要素<div>...</div>に何か表示するためのプログラムは、それよりも後に書けば実行される。
しかし、可読性を高めるために、<head>...</head>内にプログラム<script>...</script>を書くことが多い。そのプログラムは、HTML文書の<body>...</body>要素に、イベント属性onloadを定義することで実行される。
参考:掌田津耶乃「はじめてのJavascript Ajax/jQuery対応」 26頁、287頁
2.オブジェクトをイベントに対応させるための方法(google.maps.event.addListner)とマーカーの場所の取得
例:マーカーを別の場所にドラッグしてクリックすると緯度と経度を表示する
1)地図上のオブジェクトが、クリックなどのイベントに対して反応するようにするには、google.maps.event.addListnerメソッドを用いる。
参考:イベント
2)マーカーのdraggable属性をtrueにすることで、マーカーが移動可能になる。
3)Markerクラスのインスタンスであるオブジェクトから、getPosition()メソッドによって、マーカーの位置(緯度と経度の組)オブジェクトが得られる。
3.「オープンデータ」の動向に注目しよう
概要:市町村境界・土地利用などの地図情報は、さまざまな産業に必要な、公共性の高いデータである。そのような性質をもったデータは地図情報だけでなく、気象データなどいろいろある。そういった、だれでも使いやすく公開することでよりよい社会の実現に役立つと考えられるデータを「オープンデータ」として公開する試みが行われている。